お散歩好きな犬と嫌いな犬がいるのはどうして?
犬はお散歩が大好き!
そんな風に思っている人も多いでしょうか。
でも実際に犬を飼ってお散歩してみると、
あれ?うちの犬、なんだか散歩行っても歩いてくれないな。
なんて感じる人もいるでしょう。
犬はみんな散歩が好き!というのはちょっと違うんですね。
中にはお散歩が嫌いな犬(正しくは理由があって嫌い)もいるんです。
どうしてお散歩が嫌いな犬がいるの?
これには様々な理由が考えられます。
1つ目は「外が怖い」
社会科不足で外にあるものが怖くて仕方がない。
通っている人や車、ちょっとした風で動くビニール、見るものすべてにビクビクしてしまう。
2つ目は「お散歩中に嫌な思いをした」
最初の頃は何事もなくお散歩に行けていたけど、途中で何か嫌なことや怖いことにあってしまった。
そこからお散歩が怖いという風に関連付けられてしまうこともあります。
3つ目は「お散歩の楽しさをまだ知らない」
怖がっているから、嫌いだからと言ってお散歩をしていないと、いつまでもお散歩嫌いはなおりません。
そしてお散歩中に、怖いものに対してのフォローをしていないのも同じ。
いかにお散歩が楽しいのかを教えてあげることが大事なんです。
嫌いなら無理にお散歩をしなくても良いのか?
犬にとってのお散歩は体を動かす運動であったり、様々な情報を匂いから収集する場であったり、日の光や新鮮な空気を吸って心身を整える場でもあります。
外に出ることでリフレッシュをしたり、ストレス発散をするのは人も同じですね。
お散歩が嫌いだからと言ってずっとお家の中にいるのは逆にストレスが溜まってしまいます。
人の場合で考えてみてください。
ずっと家の中に閉じこもりっぱなしで外の空気が吸えない状態。
どうですか?
1日くらいなら別に構わないという人も多いでしょうが、これが1週間、2週間と続いたら…。
ストレスを感じてきますよね。
犬の時間は人の時間の4倍の速さで進むと言われています。
そう考えると1日お散歩に行かないと4日行っていない感覚に等しくなります。
いくらお散歩が嫌いでも、ずっと家の中にいるのは良くありません。
それは精神的にも肉体的にも言えます。
ストレスが溜まると吠える回数が増えたり、すぐにイライラしたり、攻撃的になることもあります。
そうさせないためにも、お散歩に行って気分転換やストレスの発散をさせることが大切なんですね。
お散歩嫌いな犬を散歩に連れ出すことはストレスにならないのか?
嫌いなんだから連れて行かなくても良いんじゃない?
逆にストレスになっちゃうでしょ。
そうですね、そのご意見もわかります。
ですがやはり、犬の心身の健康を考えるとお散歩に連れて行く方が良いのです。
病気やケガなどでお散歩に行けない子はまた別の話になってしまいますが、新鮮な空気を感じることは生き物にとって必要なこと。
ましてや元気な犬はエネルギーを発散させる場が必要です。
いたずらや吠えが多いなどの子は、有り余るエネルギーをその行動をすることで発散している可能性も高いのです。
だからこそ、お散歩でエネルギーを使うことが大切なんですね。
では、どうすれば犬にストレスをかけずに行くことができるのでしょうか。