必ず来るお別れの時に、後悔しないための約束
考えたくはないけれど、必ず訪れる最愛の家族との別れ。
その時、あなたは後悔をせずに見送ることができるでしょうか。
元気な時は考えもしなかったお別れの時を、病気がきっかけで考えるようになる。
よくあることだと思います。
でも、元気があるうちから考えることが、自分にも愛犬にとっても良い事なのです。
旅立ちの時にたくさんの後悔を残すよりも、ありがとうを残すことについてお話したいと思います。
必ずその時はやってくる、だから今考えることが必要
生きている以上、その命が終わることは誰にでも訪れます。
その最期の日まで、どのように過ごすのか、何をするのかで、自分自身も残された人たちの心も変わっていきます。
犬の寿命は人間のものよりも短い。
人間の1時間は犬の4時間に相当するとも言わrています。
それだけ時の流れが速いのです。
その短い犬生を幸せな思い出でいっぱいにしてあげたい。
そう思う人は多いでしょう。
では、そのためには私たちは何をすればいいのでしょうか。
まずは、お別れの時が来るという事を、しっかりと理解することです。
考えたくないと思うかもしれません。
でも、今の元気なうちだから考えられるのです。
それこそ、病気などで元気がない時に考えるなんて、したくないですよね。
気持ちがどんどん滅入ってしまいます。
だから、元気なうちに、この時が有限であるという事を認めることです。
後悔しないために心に留める8つの約束
病気や介護の期間がある場合、ある程度の覚悟や受け入れる気持ちが出てきます。
でも、お別れが突然来てしまうこともあるのです。
そんな時に、後悔をしないためにはどうしたら良いのでしょうか。
まったく後悔をしないということは、きっとないでしょう。
でも、いざその時に、後悔がたくさんあるよりは「ありがとう」と素直に言えるようになりたい。
その方が、旅立つ子も安心していけるでしょう。
ではどうしたらよいのか。
すごく簡単な事です。
- 毎日、大切な子との時間をちゃんととってください。
- スキンシップをとってください。
- 必要な事ややってあげたいと思うことはしてあげてください。
- 彼らにも彼らの時間があるので、そっとしておいてほしいときは静かに見守ってあげてください。
- 飼い主さんの笑顔を大切な子に向けてください。
- 面倒だからと後回しにしないでください。
- 無理はしない、させないでください。
- 今できることを精一杯してください。
難しことはひとつもないのです。
つい後で、としてしまう事を、今できるのであればする。
毎日笑顔で話しかけたり、スキンシップをとったりというのはきっと皆さんはしているでしょう。
でも疲れていたり、忙しかったりするとどうしても後回しになってしまう。
それは仕方がない事ですが、その時でもちょっと声をかけることをしてみましょう。
あとで遊ぼうね、あとでたくさんお話ししようねなど。
ちゃんとね、動物はその言葉を聞いて待っています。
約束したものは守ってあげてください。
「あとでね」と言ったものは必ずしてあげてください。
後悔って、あの時ああしていれば、こうしていれば、気づけていれば…、そんなことばかりです。
前もってそれを防ぐ行動をしていれば後悔は少なくなっていきます。
後悔する事が悪いと言っているのではありません。
きっと誰もが後悔をするでしょう。
でもその大きさが少ない方が良い、それだけなのです。
お互い頑張ってきたよね、そんな風に最期のときに言えたら良いなと私は思います。