音に過剰に反応してしまう犬に対してできること
生活していると様々な音が聞こえてきます。
そんな音に過剰に反応を示す犬がいます。
過剰でなくても、その音が聞こえてくると反応し吠えたりパニックになったりする。
それが毎日だと、飼い主さんもワンちゃんもストレスがかかってしまいますね。
音は止めようと思っても止められないものが多いです。
トラックのバック音、花火の音、雷の音、外で話している人の声などなど。
自分の出す音であれば止めることはできても、自然の音や他人が関わってくると難しくなります。
そうなると、ワンちゃんに頑張ってもらうしかありません。
なぜ犬は過剰に音に反応するようになったのでしょうか
それには必ず原因があります。
一番の原因はその音によって恐怖や不安を感じたからでしょう。
人もそうですが、一度怖い思いをすると学習をします。
防衛本能が働いて、この音は危険だ!と思うのですね。
その音が鳴ったとき、そこにいた家族の反応がきっかけになった可能性もあります。
大きな声を出してしまったり、飼い主さんが必要以上に驚いてしまったり、怒ったり。
ワンちゃんに対して何かをしたわけではないのに、怖がるようになってしまったということもあります。
きっかけが何であれ、音に反応するようになってしまったからには、今できることをしていくしかありません。

いろいろな選択肢を探し犬にあっているものを試す
しつけやトレーニングをしている人もいるでしょうし、アニマルコミュニケーションや植物セラピーなどで解決していこうと思っている人もいるでしょう。
どれもぜひ、チャレンジしてみてください。
しつけやトレーニングはとても大切です。
犬がパニックになっていたり、取り乱している時に飼い主さんの声で正気を取り戻す事ができます。
音が怖くて不安な時にも飼い主さんとの信頼関係があれば、声をかけるだけでもほんの少しでも落ち着くことができます。
また、アニマルコミュニケーションや植物セラピーも犬の心のケアに役立ちます。
アニマルコミュニケーションはなぜその音に過敏に反応するのかのヒントを得る事ができますし、飼い主さんができることについてアドバイスがもらえたり、何をすればよいかがわかりやすくなってきます。
植物セラピーはハーブやアロマ、フラワーエッセンスを使って心の安定を図ったり、音が鳴るタイミングがわかればその前段階でリラックスできるように準備をする事ができます。
それぞれに良い点があるので、どれか一つというのではなく、いくつかを合わせて取り入れてみましょう。
たとえばトレーニングとフラワーエッセンス。
トレーニングをする事でワンちゃんを(良い意味での)コントロールする事ができます。
そして行動だけでは足りない心の部分をフラワーエッセンスでケアをする。
例えば、恐怖心や不安感、パニックなどの気持ちの状態にフラワーエッセンスはそれらの気持ちを落ち着かせてくれたりします。
そうする事で、外側からと内側からでトータルにサポートできるのです。
心のケアに使えるフラワーエッセンスを試す
具体的な話をしましょう。
筆者の愛犬の話しになりますが、典型的な内弁慶でトラックやインターフォンの音にはガンガン吠えます。
ただ、吠えても声をかけると吠えるのを止めるので、そこまで問題視はしていません。
これは呼ばれたら来るようにしたしつけが良かったのだと思っています。
それよりも問題なのは、パソコンのエラー音を怖がること。
ピコンとかポンとか、パソコンから聞こえるあのお知らせの音です。
あの音が鳴ると急に震え始めるのです。
さらにどこかに逃げたい!という気持ちからか、私の肩によじ登り頭の上まで行こうとするのです。
もう静かなパニック状態です。
いくらなだめても震えは収まらず、とりあえず、何が鳴っているのか、危険はないという事を伝え、大丈夫だからねと言い続けていました。
音を消すことは仕事上できないため、ヘッドフォンをつけて仕事をしてもらいましたがそれでも犬の聴覚は恐ろしく、聞こえているんですよね。
これはもうどうにもならないので、愛犬は自分で別の部屋に行くと言い出したのでお隣の部屋に移動させました。
これで震えもおさまり解決ではありますが、根本的な恐怖心は改善されていません。
毎日の事なので、フラワーエッセンスを使う事にしました。
このエッセンスでパソコン(の音)に多する恐怖心の緩和を試みます。
フラワーエッセンスは優しく心に染み込んで、恐怖心や不安感を溶かしてくれます。
ゆっくりと氷が溶けてなくなる様に、気がついたら怖い気持ちがなくなっていた。
そんな風に感じられるのがフラワーエッセンスの良いところです。
おかげさまで、愛犬のブルブルはだいぶ改善されてきています。
恐怖心というものはそう簡単になくなるものではないのかもしれませんが、飼い主さんの言葉のかけ方や行動、そして気持ちの状態によって改善させていくことができるものです。
いろいろな物を試してみて、愛犬に合ったものを利用していくと良いですね。