あなたのワンちゃんは大きな音は平気ですか?それとも苦手?
花火や雷などの大きな音だけでなく、小さな音にも怖がるような子。
音が苦手な子って意外と多いですよね。
犬にも苦手な音がある?
夏になるといつもより大きな音が聞こえることが多いですね。
花火や雷、お祭りのお囃子や太鼓など、普段から聞きなれている音とは違う大きな音。
ワンちゃんにとって、これらの音はどう感じているのでしょうか。
全く何とも思っていない子もいれば、怖い!と思っている子もいるようです。
大きな音がすると怖がるワンちゃんは結構います。
我が家のワンコは花火でも雷でも全く動じませんが、パソコンのエラー音がすると怖くて逃げてきます。
ワンちゃんによって、怖いと感じる、嫌だと感じる音はそれぞれのようです。

怖がっている状況を認める
どんな音にせよ、嫌だったり怖かったりするのは辛いものです。 もし、ワンちゃんが大きな音がして怖がっているようだったら、次のように接してみてください。
- 怖いんだね~と状況を認めてあげる
- でも、一緒にいるから大丈夫だよと伝える
- 犬が落ち着けるようにそっと見守る
怖いものに対して、無理矢理どうこうしようと思ってはいけません。
まずは、今の状況を認めてあげること。
そして、今、何が起きているのかという事実と、大丈夫なんだよという事を伝えてあげる。
最後は犬が落ち着けるような環境を作り、そっとしておいてあげること。
多くの飼い主さんは、心配で気にし過ぎてしまう傾向があります。
やっぱり、怖がっている子を放ってはおけないという気持ちがありますものね。
ただ、放っておくというのとは違い、飼い主さん自身が気持ちを落ち着けて、どっしりと構えていることが大事なんです。
この飼い主さんのそばにいれば安心できる!とワンちゃんに思ってもらえるように。
心配な気持ちいっぱいでワンちゃんに接すると、飼い主さんの心配や不安がワンちゃんに伝わってしまうので、構い過ぎは良くないのです。
お家でもできる音対策
音に関しては、自分たちの力で止めることはできません。
ですが、家の中で対策することは可能です。
例えば、シャッターやカーテンを閉めたりする。
全く聞こえなくなることはありませんが、少しは遮音の効果があります。
鳴り始める時間がわかっているのなら、その時間の前に犬が楽しいと思う遊びなどを一緒にする。
もしかしたら、その遊びに夢中になって大きな音が気にならなくなるかもしれません。
遊びじゃなくてもコングなどの知育玩具で、中身におやつを詰めて渡したら、おやつを取り出すのに必死で楽しい時間になったり。
怖い対象から気をそらすことも、ひとつの手ですね。
また、音があまり聞こえないような場所へ一緒に出掛けるということもできます。
これからの季節は、あちこちで大きな音が聞こえるようになります。
自分の子がどのような状況になるのかわかっているのであれば、前もって対策をしておくことも良いでしょう。
どの方法が気を紛らわすことができるのか、気にならなくなるのかはその子によって違いますが、いろいろと試して合う方法を見つけてください。