愛犬がかわいくて仕方がない。でも何をしてもOK?
みなさん、愛犬のことが大好きですよね。
目に入れても痛くない!くらい、大切に思っていますよね。
でも、愛犬に催促されて、何でもしてあげてる…なんてことありませんか?
いくら大好きでも、大切でも、全てを言う通りにしたり、甘やかしてしまうのは後々後悔することになりかねません。
甘えさせるところとこれ以上はダメというメリハリをもって接することも必要なんです。
もし、何でもOK!で育ててしまうとどんな事になるのでしょうか。
甘やかしすぎて取り返しがつかないことに?
みなさんが甘やかすときは、大抵、ごはんやおやつの時ではないでしょうか。
- 欲しがるからついついあげちゃう。
- かわいい目でずっと見てくるからあげちゃう
- もらえるまで吠えるからあげちゃう
- 見てないところで他の人があけちゃう
- 足りなさそうにしてるからあげちゃう などなど
これ、全部愛犬にとっては良くないことです。
愛犬はもらえて嬉しい!とは思っているでしょう。
でも、嬉しいとは裏腹に、体は困ったな~となっています。
必要以上の食べ物をとると、その食べ物を消化するために体がフル回転して働きます。
いつもより今日はもっと働かなくちゃいけない!
そんな内臓や細胞はどんどん疲れていきます。
そうすると働きが悪くなり、不必要なものを代謝する力も落ちて来てどんどん体の中に貯まっていってしまうのです。
どういうことかわかりますか?
肥満になったり、いろいろな病気になってしまう可能性が高くなるという事です。
人も同じですよね。
食べ過ぎれば肥満になりますし、内臓が疲れて代謝が落ちれば、肌が荒れたり疲れやすくなったり表面上に出てきます。
最悪の場合は、重篤な病気にもなりかねません。
ダイエットをさせるのなら、最初から甘やかすことをやめること
ダイエットは人間でも大変です。
辛い経験をした人もいるのではないでしょうか。
犬と人とは違いますが、今までもらえていたものがもらえなくなるという何ともがっくりな気持ちは同じだと思うのです。
食べたいのに食べられないって、嫌ですよね。
だったら最初から、食べる量をきちんと守ることをしていれば、そんな思いをしなくてもすみます。
人間なら自分でコントロールができますが、犬の場合は飼い主さんがコントロールしなければいけません。
ですので、愛犬が太ってしまうのも、バランスの取れた体型でいるのも飼い主次第。
ころっとしている体型はかわいげがありますが、体は悲鳴を上げているかもしれません。
元気で長生きしてもらうためには、甘やかしすぎず、しっかりとコントロールすることです。
ここでいうコントロールは、愛犬のことだけではありませんよ。
飼い主さん自身の気持ちのコントロールの方が重要です。
ついつい甘やかしてしまう気持ちをグッと我慢する。
まぁいいかという気持ちをちょっと待てよとストップする。
そんな気持ちをコントロールできること。
絶対甘やかしてはいけない!という訳ではありません。
時には上げたって良いんです。
それを日常的にしてしまうのは良くないという事です。
当たり前のことですが、犬に与えてはいけないものは絶対にダメですよ。
アルコールを飲ませるなんて言語道断!
もちろん、愛犬家の皆さんはそんなことはないですよね。
これも、飼い主の気持ちのコントロールです。
ダメなものはダメ!としっかり管理しましょう。