犬たちとの出会いはタイミングを計ったかのような偶然

ほごイヌゴト
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4頭目こたろうくんについて

--ではこたろうくんについてお話しいただけますか。

まりさん:トロががんになったってわかって、もう誰もいなくなっちゃうって思ったの。
たまたま友達が保護に出そうとしていた犬がいて。
お見合いしに行ったんです。
でよかったから1頭連れて帰ると言って、大丈夫そうだったので連れて帰ってきました。

小型犬だったのでね、小型犬ならいいだろうって。
次に飼うならは小型犬っていうのもあったからね。
その時にはタラちゃんも介護の状態で。
トロは末期がん、くま吉は後ろ足が悪くなってて歩けなくなってきた状態だったの。
もう先が見えてしまっている感じで、もうみんないなくなってしまうというのがつらいと思ったから。

でも、こたろうが一番精神的にはつらかっただろうね。
お散歩もしっかりできなかったし。
3匹のお世話でなかなか構ってあげられなかったから。

こたろうくん

みんなが亡くなって1匹だけになっちゃって、こたろうくんは寂しい思いをしていたのかしら。

まりさん:寂しいってうよりは、こたろうは重圧を感じていたんじゃないかな。
犬目線でいうと。
今までほかの3匹に飼い主の気持ちが分散してたじゃない?
それがこたろう1匹だけになって、こたろうに集中して、何をしてもかまってしまうような状態で。
それが見てて重圧かなあって。
人間の方はいてくれて本当によかったなって思うんですけど。

こたろうくん

こたろうって頭がよくて、人をよく見てるんですよ。
気を使うっていうのかな、それでかなんでかわからないけど、犬らしからぬ雰囲気、もっとキャピキャピしてもいいのにって。

場の空気を読むみたいな感じですか?

まりさん:そうそう、それはすごくある。

こたろうの場合は、犬の幼稚園に預けたんですね。
幼稚園には大きい子も小さい子もいるから。
それは今でも続けてるんだけど、気分転換にもなるから。
そうやって犬慣れをして、社会化してます

しつけ教室や幼稚園などはいい勉強になりますよね。

5頭目ラテちゃんについて

--では5頭目のラテちゃんについてお話しいただけますか。

まりさん:お散歩ボランティアをしている友人がいて、預かりボランティアやらない?って誘われたんです。
軽くいいよっていったんですけど、来るはずだった子が感染症になってしまって、その話がなくなったんですね。
で、保護団体のHPとかも知ってたので気にして見ていたら。
いたんですよ、ラテが。

ラテちゃん

運命的な出会いですね。

年末に旦那に相談して、旦那のほうもこたろう一人だし、ちょっと大きめの妹が欲しいねって言ってたんです。
で、ラテの写真を見せたら、トロそっくりなので、あなたがいいならいいんじゃない?って言ってくれて。

まずはお見合いをしてトライアルしてそれからでもいいかって。
で申し込んだらお見合い先も私が住んでいるところと同じ市で。
何かそれもご縁だなって思ったんですよ。

こたろうを連れて行って合わせて、何ともなかったのでトライアルを始めることにして。
1週間トライアルしてまぁ大丈夫だろうと、正式譲渡となりました。

ラテちゃん

不思議ですけど、その子を選ぶ理由って、何かあるんですよね。
出会いも必然で。

ラテにつていは変な話、この今までの3匹(タラ、トロ、くまきち)がみんな入ってるんじゃないかって思う。
見た目はトロで、かしこいところはくまきちやタラだったりとか。
なんか全部、別の子ってことはちゃんとわかってるんだけど、なんかまとめちゃった子が来たって。

パピーを迎えるのはこれで最後

--いま2頭ですけど、もしまた・・・

まりさん:無理!(食い気味に即答)
だって犬が15年生きたとしたら無理ですよ
本当は今回だって、正直どうしようって思いましたよ。
この先10年、自分の体がどうなるかって保証はないですからね
私自身にも子供もいないので後見人もいないし。

今回受け入れたのは、もし何かあった場合は、保護団体の条文を読むと、連絡くれれば里親探すって書いてあったのでね。
もちろん、そういうことはないって思うけど、これで最後だって私は思ってます。

パピーは最後。
老犬だったらいいかもしれないけれど、その分医療費だったりとか、そういうことはかかるし
フードやおむつなどの補助は保護団体からあるみたいだけど、精神的なことはね、どんなことがあっても大丈夫だと思うんです。
でもね、体力的に大きさ的にどうかなっていうのはありますね。
10キロ以下の子ならまだ頑張れるかもしれないけれど。

大きい子の介護やケアって大変ですよね。

まりさん:そう。くまきち用には車いすも買いましたよ。
亡くなる前日まで乗せていたんです。
くまきちが重くてね、私の膝が笑っちゃうくらいで。
自分が病院行くくらいならこっちにお金をかけようと。

車いすに乗っているくま吉くん

自分のことよりも犬のことってなるんですよね。

まりさん:うん、かもしれないね、その時はそういうところがあったからね。

車いすがあると歩くのも楽だし、後ろ足がきかなかったのでご飯食べるのも全部つってたので。
四つ足で歩くっていうことは臓器の位置がちゃんとなるんですよ。
あと背筋を見てもらうとわかると思うけど(動画を見て)、丸くなっているのがこれによってちゃんとまっすぐになるので。
元ある位置に骨格が戻る。
排泄も四つ足でちゃんとできたのでね。
これを使ったらとっても元気にはなった。

こんなにやって、犬バカって言われますけどね。

ほごイヌゴト
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この記事を書いた人
inugoto...編集部

INUGOTO...編集部です。
様々なイベント、セミナー、お出かけスポットの紹介や、犬にまつわるコラムなどを執筆しています。
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