犬を家族として迎える。
これはとても大きな決断の一つ。
なぜなら、犬は人と同じ命のある生き物。
食事もする、トイレもする、病院へも行く、介護が必要になるかもしれない。
赤ちゃんを育て、子供に、そして成人し老後へ行く過程は同じです。
本当に犬を迎える準備はできていますか?
犬を飼いたいと思うのは、どこの家庭でもあると思います。
CMやテレビでかわいい犬たちと触れ合っているのを見ると、私もあんな風に犬と暮らしたいなぁって。
特にお子さんがいるご家庭では、子供のおねだりが多いのではないでしょうか。
ちゃんとお世話できるの?と聞くと、大抵、絶対にお世話するから!と答えが返ってくるでしょう。
でも、その答えは見事に3か月後くらいには裏切られますよ(笑)
一時の感情で迎えてはいけない
先ほども書きましたが、犬は命のある生き物。
ぬいぐるみではありません。
まず、犬を飼う前に命を育てるという事について、きちんと家族で話し合いましょう。
下記にチェックリストがあるので、確認してみ下さい。
✅ 住んでいる家はペット可の住宅ですか?
✅ 家族全員が飼うことに同意していますか?
✅ 家族に犬アレルギーの人はいませんか?
✅ 家の広さに合った犬種を選んでいますか?
✅ 家族構成や体力に見合った犬種を選んでいますか?
✅ 室内で飼えますか?
✅ 毎日お散歩に連れて行けますか?
✅ トイレの始末、ハウス周りの掃除はできますか?
✅ きちんと必要な量の食事を与えられますか?
✅ 病気になった時、病院へ連れて行けますか?
✅ 毎年の狂犬病注射、フィラリア薬の投与などうけられますか?
✅ 犬を清潔に保つためブラッシングなどができますか?
✅ 定期的にトリミングへ連れて行けますか?
✅ きちんとしつけをすることはできますか?
✅ どんな理由があっても手放さないと誓えますか?
いかがでしたでしょうか。
このチェックリストでひとつでもNOがあった場合、犬を迎える準備がまだできていません。
NOの項目をクリアするように努力をしてください。
15個の項目は、犬を飼う上での最低限のチェック項目です。
これが守られないのは、犬だけでなく、人も不幸になります。
そうならないためにも、犬を迎える前に、しっかりと話し合い、本当に犬と暮らせるのかを確かめましょう。
あなたの家に来る犬が楽しく幸せなドッグライフを迎えられるように。