もし、愛犬が他人を噛んでしまったら。その時あなたは愛犬を守れますか?
犬の咬傷事故。
小さい赤ちゃんを犬が噛んでしまった事故は、記憶に新しいことだと思います。
本当に痛ましい自己でした。
うちの子は大丈夫。
そう思っていても、100%安全だとは言い切れないのです。
自己があったご家庭でも、ワンちゃんはおとなしい子だったそうですね。
何がきっかけでどんな行動をするのか。
それは残念ながら、人にはすべてを把握することはできません。
でも、それを防ぐためにできることがあります。
しつけをすること、配慮すること
自分の家の犬はいくら大人しくても、今まで噛んだことが無くても。
どんなタイミングでそれが変わってしまうかはわかりません。
犬の噛むという行為は自分を守るためでもあります。
大人しい子がいきなり噛んでしまうという事は、それだけ大きな恐怖や不安、自らが危険だと判断した状態だったのでしょう。
自己防衛で噛んでしまったことに対して、飼い主はどんな思いを持つでしょうか。
飼い主ができることは、まずきちんとしつけをすること。
飼い主の指示で制止できる状態にあること。
呼ばれたら飼い主の元へ来ること。
お手やゴロンなどの芸ではなく、飼い主の言葉を理解して行動に移せるようになることが大切なのです。
芸はコミュニケーションツールとしてはとても良いのですが、何かあった時のとっさな場面ではあまり役に立ちません。
もっと根本的なことをまずは教える必要があるのではないでしょうか。
また、しつけができているからと油断するのも良くありません。
先にも書きましたが、突然何が起こるかわからないのです。
しつけができていることを前提で、さらにできることは、周囲に配慮することです。
犬から目を離さない、人が近づいてきたら声をかけて落ち着かせる、来客中は家の中ならケージでおとなしくしてもらうなど。
飼い主さんができることはたくさんあります。
大丈夫だろう、という考えは何かあったときに後悔をします。
愛犬を守ることにもつながる
犬の咬傷事故で他人を傷つけてしまったとき、最悪の場合、殺処分の可能性があるのをご存知でしょうか。
噛んでしまったからすぐに殺処分になるのかと言えば、そんなことはありません。
ですが、何度も噛んでしまう犬や、周囲からの苦情、指導を受けても改善されない場合などは、最悪そのような処分もあるのです。
愛犬家のみなさまなら、そんな事には絶対にならないと思いますが。
そんなことにならないためにも、飼い主が責任をもってきちんとしつけること。
それが愛犬を守るためにもつながります。
こんなはずじゃなかった。
そうならないためにも、しっかりと考えてみましょう。