犬も子供も思いもよらない行動をします
みなさん、愛犬の散歩をされている時に、突然小さい子が走って近づいてきたことってありませんか?
しかも、きゃぁ~!かわいい~とか声を上げて。
これ、飼い主としてはかわいいって言って、興味を持って来てくれることに対しては嬉しいですよね。
でも、それをそのままウエルカムで迎えいれるのはちょっと…。
みなさんはどうでしょうか?
うちの子はおとなしいから気にしないけど。
そんな声が聞こえてきそうですが、それはちょっと危険です。
大人しい犬だからと言って、何をされても反応しないという事は難しい。
大人であれば、ある程度行動は把握できるでしょうが、小さい子供はどんな行動をとるかの予測が難しいですよね。
例えばいきなりしっぽを掴む。
これ、結構あるんですよね。
なぜ掴む?!と思っても、それは子供にしかわかりません。
あとはいきなり抱っこしようとする。
自分と同じくらいのサイズを持ち上げようとするんです。
しかも何の前触れもなく。
もちろん、抱き方なんて適当ですから飼い主としては焦りますよね。
犬だって、いきなり何かされたらいつものように落ち着いていられないこともあるんです。
責任はどこにある?
普段は噛んだりしない子でも、驚いた拍子にカプっと威嚇をしたり噛んでしまったりすることがあるかもしれません。
そんな時に、お子さんが怪我をしてしまったら。
たとえかすり傷でも、その責任は犬にあると親御さんは思うでしょう。
その現場を見ておらず、犬についての理解がない人ならなおさらです。
絶対にうちの愛犬は悪くない!と思っても、そこには注意を怠ったという責任は発生するのではないでしょうか。
なんだかモヤモヤしますが、そうならないためにも小さい子供さんに対しては気を配らないといけないのです。
大切な愛犬と子供を守るためにも
もし、子供が一人で近づいてきて触らせてと言ったら。
近くに親御さんがいるか確認し、いたら触らせても良いか確認をしましょう。
そしてしっかりと犬の触り方、扱い方を伝えること。
見本を見せてあげればわかりやすいでしょう。
さらに親御さんに側にいてもらえればより安心です。
親御さんがいない場合、触らせない方が良いかもしれません。
もし、アレルギーなどがあった場合、対応ができません。
その時はごめんね、と謝りましょう。
心配し過ぎ、と思うかもしれませんが、何が原因でトラブルになるかわかりません。
最悪の場合、愛犬を失う可能性があると考えると、注意するに越したことはないと思うのです。
大人しいからと言って、何でもOKにしてはいけません。
大切な愛犬を守る為に、子供さんたちを守るためにも気を付けたいですね。