犬にも七草粥!七草を食べるとどんな良いことがあるの?

健康・美容
この記事は約3分で読めます。
記事内に広告が含まれています
スポンサーリンク

春の七草は胃腸をいたわり、若草のエネルギーをもらいます

年末年始は美味しいものをたくさん食べたり、たくさん飲んだりしますよね。
食べすぎ飲み過ぎで、ちょっとお腹に優しいものが食べたい。
そんな暴飲暴食で疲れた胃腸を休める食。
それが七草がゆです。

春の七草、みなさんは言えますか?

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、スズナ、スズシロ、ホトケノザ

この7種が春の七草です。秋にはまた秋の七草というものもありますね。

今回はこの「春の七草」について解説していきますね。

春の七草、その効用はどんなもの?

七草それぞれがどんなものか知っていますか?
1つずつ説明していきますね。

◎セリ

春の七草 (セリ)

セリはよく知っている人も多いでしょう。
葉、茎、根まですべて食べることができるお野菜です。
セリは少し独特な香りがしますが、ビタミンやミネラルなどが豊富に含まれています。
お腹の調子を整える整腸作用、利尿作用もあり高くなった血圧を抑える効果も期待できます。

◎ナズナ

春の七草(ナズナ)

ナズナは別名ぺんぺん草。
子供の頃、小さなかわいいハート型の葉っぱを少しはがしてでんでん太鼓の様に音を鳴らした記憶がある人もあるのではないでしょうか。
ナズナは食べ過ぎや飲みすぎで起こる、便秘や下痢などの改善をしてくれます。

◎ゴギョウ

春の七草(ゴギョウ)

ゴギョウは風邪の予防薬として利用されています。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期に、咳止めや風邪予防として期待できます。
昔は草団子などで良く使われていたようです。

◎ハコベラ

春の七草(ハコベラ)

ハコベラはハコベとも呼ばれています。
ハコベラは歯痛止め、歯周病予防に効果があるとされ、昔はハコベラと塩を使った歯痛止めが合ったそうです。
「繁栄がはびこる」といわれ、縁起の良いものです

◎ホトケノザ

春の七草(ホトケノザ)

ホトケノザは正式名称をコオニタビラコ(キク科)と言います。
シソ科にもホトケノザがありますが、そちらは食べられませんのでご注意ください。
高血圧の予防に良いとされています

◎スズナ

春の七草(スズナ)

スズナという名前は聞きなれないかもしれませんが、皆さんもよく知っているお野菜のかぶのことです。
かぶはアミラーゼを含んでいるため消化を助けてくれます。
食べ過ぎや胃もたれなどを緩和するのに役立ってくれます

◎スズシロ

春の七草(スズシロ)

スズシロもまた、皆さんが良く知っているお野菜の大根です。
七草では大きく成長した大根ではなく、小さなものを使います。
大根もまたアミラーゼを含んでいて、胃もたれの解消や胸やけに良いとされています。
風邪の引きはじめなどにも良く、体力が落ちたときなどに消化を助けつつ体力の回復にも役立ちます。

犬への七草の与え方は?

食物繊維が多いものもあるので、みじん切りにして与える方が消化しやすいです。
また、生のままよりは茹でた方が良いでしょう。

人が七草がゆを食べる時に、味付けをせずそのままおかゆで与えても大丈夫ですよ。
火を通して柔らかくなった七草はとても食べやすいので、犬も喜んで食べてくれるでしょう。

普段、手作りご飯を作っているご家庭であれば、1食を七草がゆにしても良いですね。
フードを与えているのであれば、トッピングとしてかけてあげるのもOK。

春の七草は、疲れた胃腸を優しく労わってくれる食事になります。
お正月でたくさんいろんなものを食べたワンちゃんのお腹の調子を整えてあげるのにもピッタリですね。

たくさんあげればいいというものではないので、気を付けましょう。

また、七草が揃わなくても、すぐに手に入るかぶや大根を普段の食事に追加してあげるだけでも、消化を助けてくれますよ。
その際は、消化しやすいようにすりおろしてあげるのもお勧めです。

ワンちゃんと一緒にお腹に優しいお食事をとってみてはいかがですか^^

タイトルとURLをコピーしました